京セラドーム大阪には座席表に載っていないスタンド席があります。
通常、野球使用時には存在しない席のため座席検索でヒットしません。
お手元に届いたチケットの座席をいくら調べても京セラドームの座席表にない。
公式の座席表を見ても探しても載っていない座席がない。
この正体がコンサートやライブ・イベントの時に使われる仮設席です。
なぜこのような仮設席が出来るのかというと
アリーナへの出入り口を確保するために、スタンド席アルファベット列の
221番~400番とスタンド下段の401番~421番の座席を外野席側に移動させるからなのです。
下の図の青い色で囲まれた部分の
221番~400番とスタンド下段の401番~421番の座席を外野席側に移動させたことで
できる空白の部分(赤で囲まれた部分)に仮設席が作られます。
この仮設席の番号は501~580番で
座席表で探しても見つからなかった理由はこれでおわかりになるでしょう。
あと気をつけたいのは、アルファベット列のチケットをお持ちの方は
座席が移動したために通常の座席表で見た通路番号とはズレが生じますので
チケットに書かれた通路番号に従って座席に行かれてくださいね。
一応、3塁側のアルファベット列を移動させて仮設席を設置した座席表も載せておきます。
こちらで紹介したアルファベット列の後方に増設される仮設席の他にも座席検索では出てこない列や番号の席がチケットに書かれていることがあります。
スタンドの下段の後方にある4階コンコースとの間や車椅子席の一部など、主に中央ブロックの後方にパーテーションと布で覆って席を増設する場合などです。
こちらの場合パイプ椅子なので通常の座席よりスペースに余裕があり、さほど周りを気にすることなくライブを楽しめます。