アリーナ席について詳しく解説
アリーナとは何もない体育館で言う床の部分です。
当然、ステージの作られるフロアと同じなわけで
大阪城ホールに限らずアリーナと呼ばれるエリアは
こういった元々何もないところに1から
ステージ、花道、バックステージそして、座席を配置します。
従ってコンサートやライブをするアーティストにより
ステージ構成、アリーナ構成は毎回変わるので
アリーナ席の並びもその都度変動します。
ただ
一般的に良く使われるステージのアリーナ構成というものも決まっているので
大体の予測はできます。
アリーナ構成のパターン
大阪城ホールに限らず、
さいたまスーパーアリーナや横浜アリーナなど、
アリーナクラスと呼ばれる会場では3パターンの構成があります。
パターンA
パターンAはステージをG、Hブロック側(上の図の上側)に設置し会場を横長に使う。
この場合、アリーナ席の最前列から最後尾までの列数が多くても30列となるため
ステージに対して非常に近くで見ることができるメリットがある。
反対に横に長くなるため両端の座席になるほどステージが見にくくなるデメリットも
下の図のように両端の座席ををステージ側に向けた構成も過去にあり。
しかし、このパターンAでの公演数は過去にそれほど行われていない。
パターンB
大阪城ホールで行われるコンサートの9割以上は
ステージをスタンドKブロック側(上の図の左側)に配置し会場を縦長に使用する。
このパターンBはコンサートのステージ設定にもよるが
ステージから最後列に向かって横に約60列、
ステージの左から右方向の縦に約70列(多くても73列程度)の座席がパイプ椅子が配置される。
上の図を見ればわかるように
各ブロックの表記なしの通し番号で
列は上から1列から順番に60列まで
番号は左から順番に1から72番まであるのが確認できます。
一番、オーソドックスなスタイルのパターンBは
立ち見も含めて約11,200人収容する事ができます。
パターンC
ここ最近、割とよく見かけるようになったセンターステージの構成。
EXILE、三代目J Soul Brothersやプレミアムライブ時のaiko、長渕剛、KPOPアーティストが
スタンド全席使い最大の動員ができるパターンCを使用している。
チケットの座席番号表記
大阪城ホールのアリーナ席はチケットに座席を表記する際
列と番号のみ表記とブロック番号と列、席番号での表記があります。
一番多いのは列と番号表記の
アリーナ ○列○番 (例 12列20番)
ブロック番号と列、席番号で表記の
アリーナ ○ブロック○列○番 (例 Dブロック 9列4番)
アリーナ ○○ブロック○列○番 (例 D5ブロック9列4番)
アリーナオールスタンディングの場合は
アリーナ ○○ブロック○番 (例 L11ブロック72番)
この場合のアリーナ立見とはオールスタンディングの事で
72番とは整理番号である。
このように整理番号として表記される場合もあります。
希に番号の書かれていない立見(スタンディング)がありますが
その場合は早く並んだ順に入場します。
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